後ろ1部分をゴム付した水引花結び(蝶結び、ちょうちょ結び
明治元年の老舗水引屋、五代目大橋丹治です。
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
何度か当ブログでも取り上げている後ろの1部分だけをゴム付した花結び(蝶結び、ちょうちょ結ぶ)の発注を頂けました。
今回、2回目の発注を頂けました
⇒名入れ・メッセージ入りお菓子の世田谷 文の菓(ふみのか)さん
です。
お菓子に名入れできるとはとても面白い商品ですね!
私も機会があれば購入したいです。
文の菓(ふみのか)さんより頂いた蝶結びを商品に取り付けした写真です。↓
ぱっと見、普通に水引紐のみで結んであるように見えるかと思います。
しかし、後ろの1部分がゴムなんです。
こんな感じです。↓
何故でしょう?
後ろの1部分をゴムにすることで箱に簡単に取り付けすることができるからです。
水引紐には伸縮性がありません。
ですので、箱等に取り付ける際は、直接長い水引紐を使って結ぶしかありません。
それには当然、結びの技術が必要です。
ちょうちょ結びとはいえなかなか難しいのです。
1本の水引紐ならまだしも画像のように5本の水引紐をつかって結ぶのは一朝一夕ではできません。
そこで、後ろの1部分をゴムにすることで伸縮性が生まれ簡単に取り付けが可能となります。
手間暇かかるので通常の結びよりはコストがかかるという面もある仕様です。
後ろ1部をゴム付にした花結びを製造したい方、お気軽にご連絡ください!
■問合せ先
⇒水引細工・飾り結びで作るプレゼント用和風ラッピング資材制作の水引屋・大橋丹治株式会社
℡:0265-22-0623
(平日 10:00~18:00 土日祝 休み)
2015年7月9日